奪って得するなんて時代遅れ

いらっしゃいませ。
お金を支払うということについて、こんな考えをお持ちではないですか?
「お金を支払う方が偉い」
長らく、この考えを持った人が多数派であり、サービスの提供側は過剰なサービスを求められ、多くのクリエイターは足元を見られてきました。
しかし、この考えを持っている人は今後どんどん損をしていくことになります。
その理由をお伝え致します。
お金を支払うということの意味が変わってきている
どういうことでしょうか。
ここで「時代の変化」とは何か?について知っていただきたいと思います。

時代の変化の正体
「時代の変化」・・・・よく聞く言葉ですが、そもそも「時代の変化」とは何が変化しているということなのでしょうか?
「経済」「働き方」「住居の構造」「法律」「ビジネスの種類」「新たな国家の誕生」
様々なものが浮かんできますが、これらの変化に必ず伴ってくるものが一つあります。
それは何か
「人々の意識」です。
経済成長の真っただ中では、会社が考えるのは従業員の幸せよりも利益を上げることでした。
従業員はプライベートを削って仕事に励み、それを支えるために女は家庭を守るのだ、という価値観が広く受け入れられてきました。
では、長引く不景気と言われる時代に突入した現代はどうでしょうか。
現代は”心の時代”に突入している
現代では、バブル期とは異なり、残業代が出ない、売上を上げても給料に反映されない、など、働いているのに報われないという状況が一般化してしまっています。
それに伴い「社畜」「ブラック企業」という言葉が生まれ、会社に尽くすよりも自分の人生は自分のために使いたいという人が増えました。
働き方も多様化しています。
「ノマド」という、世界中どこに居ても自分のペースで仕事ができる形が生まれ、「リモートワーク」という、在宅での働き方を取り入れる企業も増えてきました。
「ブロガー」「アフィリエイター」「ユーチューバー」など、個人で大きな収益をあげる新たな仕事も誕生しました。
企業も優秀な人材を逃さないため、社内に多くの植物を置いたり、バランスの良い食事を無料で提供したり、昼寝の時間を積極的に設けたりと、従業員のストレス対策と満足度の向上に力を入れるようになりました。
健康意識の高まりと共に、睡眠時間の確保、自由な時間を作り出すことに価値を見出す人が増えました。
現代では、「お金を稼いでいるけれど時間が無くいつも睡眠不足」というのは、憧れのモデルではなくなったのです。
経済成長の真っただ中にあった人々が「物質的豊かさ」を求めた反動のように、現代では「心の豊かさ」を求める時代に突入したといえるでしょう。
心の豊かさを求めはじめると起きる変化
心の豊かさを求めると、尊厳というものについて考えるようになります。
「自分の人生を他人に搾取されたくない」=自分の尊厳を守りたい
「その代わり自分も誰からも搾取しない」=他人の尊厳をおびやかさない
これが「お金を支払うということの意味」を大きく変えることとなります。
無償でほどこしているわけではないという事実に気づく
ここまで読んでいただいて、冒頭の「お金を支払う方が偉い」というセリフに戻ります。
「お金を支払う方が偉い」という考えは、ある事実を忘れているのです。
それは何か
「お金を支払う方も、何かを得ている」という事実です。
お金を支払わずにその何かは得られない筈です。
支払うお金とは単に「あなたが必要とする何か」を得るための交換材料に過ぎないのです。
ですから、人が何かをしてくれたり、何かをくれたときに「お金はいらないよ」と言ってくれたら、それは非常に感謝をすべきことなのです。
「絵を描いてもらう」「ホームページを作成してもらう」「曲を作ってもらう」など、「他人の人生を使ってもらっている」ということを忘れてはいけません。
現代では、クリエイターの足元を見てタダ同然の金額で依頼をする企業や、赤字ギリギリで制作物を販売している人に値段交渉をしてくる人は「厚かましい人」「搾取する側」とみなされます。
世の中には「お金を受け取らないとその人は生活できないのだから、お金を支払う方が偉い」という声も有りますが、お金は循環してあなたの元にやってきているだけで、あなたはそのサイクルの中に居るだけなのです。
誰しもが「誰かがお金を支払ってくれた」という事実に支えられて生きています。
そして誰かは、あなたがお金を支払うことにより得たお金で、別の何かにお金を支払って生きていくことができるのです。
このようにしてお金は循環しています。
皆誰かの生活を支えているし支えられているので、上も下も無いのです。
では、「お金を支払う方が偉い」という考え方を持つ人が、今後どんどん損をする側になっていく理由とは、一体なんなのでしょうか。

お金を支払う方が偉いという考え方では損をする理由
「お金を支払う方が偉い」という考え方が時代に合わないというのはお解りいただけたかと思います。
時代に合わないというのは人々の感覚と合わないということです。
あなたが受け入れる受け入れないに関わらず、時代も人々の感覚も変わっていきます。
「人から搾取しない」という価値観のクリエイターやサービス提供者が増えてきた場合、「お金を支払う方が偉い」という考えを持つ人はどうなっていくのでしょうか。
そうです。
「あなたには売りませんよ」と言われてしまう恐れが出てくるのです。
そう、「支払えるお金は有るのに欲しいものを売ってもらえない」という事態になるわけです。
私は占い師ですが、こちらの提示しているルールを守ろうとしない方は鑑定をお断りすることがあります。
これからの時代、あなたが気持ちよく生きていくには、他者から奪わない人になることが求められます。
簡単なことです。
「お金を支払う方が偉い」という考え方が無くなると、逆に自分が何かをしてあげた時に人からお礼として差し出されたお金を受け取ることにも抵抗がなくなっていきます。
他者を尊重する考え方というのは、巡り巡ってあなたに気持ちのいい現実を運んでくれるのです。