自己卑下は時代遅れでダサい

2019年06月01日

 いらっしゃいませ。

ここ数年、世の中の感覚が本当に大きく変わったと感じています。

特に女性の感覚です。

一昔前であれば、モテる為、彼のハートを射止める為には本心とは逆の事でも言ってあげる、笑ってあげる、という振る舞いが推奨され、服装から髪型から、モテのテンプレートが存在しました。

また、女性は我を通さず可憐で儚げで、健気で家庭的で女性らしい事が高評価に繋がるというメッセージを含む本が多かったです。

「もうこんな歳だから」と自虐して加齢を気にする素振りを見せる事が謙虚さのアピールかのようになっていましたし、可愛いを追及する姿勢を匂わせない事が品であるかのような風潮も有りました。

しかしこれらは「あなたはありのままでは愛されません」「あなたは自分を殺してでも魅力的な誰かのように振る舞わなければ認められません」そんなメッセージを含むものなので、女性は生きているだけで自己肯定感を叩き潰されるものでした。

しかしです。

そんな時代はもう終わりました。

気付いていない人達が多数残っては居ますが、時流というのは気付く気付かないに関わらず変わっていきます。

現代は「自己肯定感」の時代です。

「あなたはたった一人の尊い人間で、誰かの人生を生きなくて良い」

「好きな物を着て好きな仕事をして、生きていく国も自由に選んで良い」

「あなたの人生はあなたのもの」

そういう時代に突入しているのです。

そうなると当然、時代遅れ、時代錯誤なものは淘汰されていきます。

では何が時代遅れなのか?

そうです。

「自己肯定感を叩き潰すようなもの全て」です。

記憶に新しいのは、山崎ケイさん原作のエッセイ「ちょうどいいブスのススメ」のドラマ化に対するネット上の反応です。


「加齢」「結婚」「恋愛」「在り方」「容姿」について、女性を追い込む事や搾取する事、否定する事、自己肯定感を叩き潰す事を良しとしない流れが広まっている中での出来事ですから、反応としては当然かなと感じます。

一昔前ならウケたと思いますが、今はこのようなメッセージは不快であると捉える人が増えています。

また、「イイ女は仕事中と同じ服装でバーに行かない」と書かれた本を見た事が有りますが、これも今の日本ではウケないだろうなと感じます。

「好きな恰好で飲ませろ」で終了するだろうな、と。

一昔前なら何故支持されたかと言うと、お手本が欲しい人が多かったからです。

「痛いと思われたくない」

「浮きたくない」

という、他者からの目を気にして守りに入る人が多かったのです。

女性として評価されたいというのもあくまでも他人からの承認を得たいというものに過ぎませんでした。

「自分が心地良いのか」「幸せなのか」が主軸ではなかったのです。

では、自己肯定感の時代に突入した今、どのような物が増え、支持されているのでしょうか。

アナと雪の女王は完璧なタイミングで生まれた

アナと雪の女王は実にベストなタイミングでこの世に生まれました。

これまで多かった男女のロマンスではなく、姉妹の愛を描いた事、全く個性が異なる姉妹が互いを認めて理解していく事。

これは時代の流れと完全にマッチしていました。

少し前から「女性から女性への肯定」が増えています。

「異性からの承認ではなく、女性だけは女性を全肯定して良いじゃないか」「あなたらしく人生を生きて良いんだよ!」というメッセージを、女性が女性から受け取るようになっているのです。

ストリップやアイドルが女性から支持を集めるようになったのも頷けます。

そして恋愛ハウツー本の内容も様変わりしました。

今は「結局あなたらしく居ないと幸せな恋愛は出来ない」「他の誰かになるのはやめよう」というメッセージを含む物が主流になりました。

つまり、この時流を読めない物は淘汰されていきますし、自己肯定を後押しするものはウケるのです。

自由になると他人を認める事ができる

この流れを快く思わない人達も居ます。

これだけ長い間、自己肯定感を叩き潰す時代が続いたのですから無理も有りません。

「自由に生きている人が気に入らない」

「可愛さを追求しているのが鼻につく」

「年齢を気にしていない事がなんだか嫌だ」

他人に対してこんな風に感じるのは、その人が自分に対してそれらを禁止しているからです。

つまり、自分を解放してあげる事は、他人を認める事に繋がるのです。

結果的に自分が楽になれるのです。

この流れは今後益々拡大していくでしょうし、受け入れられない人はやはりしんどい想いをする場面が増えるでしょう。

自己卑下を美徳とする事はもう時代遅れなのです。

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