自分を大切にしているかは○○を見れば解る

いらっしゃいませ。
出会う人、周りの人が、果たして自分自身を大切にしている人なのか?どこで判断すれば良いのでしょうか。
本日は、あなたの周りの人が「自分を大切にしているのかどうかを簡単に見抜く方法」について書いていこうと思います。
このセリフが多い人には要注意
「私人に恵まれないんだよね」
「いつも裏切られるし誰も信用出来ない。人間なんてロクな奴が居ない」
と、自らの交友関係の質を嘆くセリフをよく口にする人が居ます。
彼らは別に性格が悪い訳では有りません。
何故このようなセリフを口にする現実を生きているのでしょうか。
以前別の記事に「女運、男運なんてない」という内容で記事を書きました。
これは実は人間関係全般に当てはまります。
つまり「対人運なんて無い」んです。
「いやいや出会う人の質なんて選べないじゃないの」と言いたくなる人も居ると思います。
問題は「出会うこと」では有りません。
どれだけ人に恵まれている人も、有害な人や思いやりの無い人とも出会ってきているんです。
自分を大切にしている人とそうではない人の違いは、この「出会った」後に有ります。
その違いとは「その人を自分の人生に招き入れるのか」です。
あまりにも当たり前な事を言うのですが、そうです。
招き入れるのか。
たったそれだけの違いです。
最近とある女の子(ユーチューバーなのだと思いますが詳しくは解りません)が、関係者にセクハラ、パワハラをされたというLINEのスクリーンショットをSNSに上げて話題になりました。
その後、この関係者(男性)の考えたウソだったと暴露し炎上。
謝罪する事態になっていました。
更には別の男性ユーチューバーとコラボし、おもちゃのピコピコハンマーでぶたれながら責められる動画まで上がっていました。
私が感じた事は「この子はもっと自分を大切にしないと、学びの為の課題が起き続けるだろうな」という事でした。
このコラボ動画の製作者は、この女の子と綿密な打ち合わせの上で動画を作成しており、一度叩くたびに裏では謝っていたと言います。
つまり、女の子を責める構図により彼女が同情され、事態が鎮火するようにとの想いが有ったようです。
確かにこういった手法は有るのですが、ただ、正直今の時代には合わないんです。
一昔前なら大丈夫だったかもしれません。
しかし、今はもう違うんです。
今は「謝罪の方向性が間違っている」「更に自分を粗末にする道を選んでいる」
そう感じる人が、以前よりも多いんです。
何故かと問われれば時代の変化ですとしか言いようが有りません。
今は、物事の本質を見られる人、また、見ようとする人と、全く見ようともしない人と二極化していっています。
この件で言うと、物事の本質を見られる人からすると可哀想でとても見ていられない訳です。
何が可哀想なのか。
自分の尊厳を自分で守れず、ものを考えられない人達の娯楽になっていることです。
自分で自分の尊厳を守れない人は周りに心配を与えます。
「この人、有害な人に搾取されても自分を守ろうともしないけど、大丈夫か?」と。
最初は心配して気にかけていた人が居ても、本人が変わらなければ去っていきます。
「自分を粗末にする事を自ら選んでいる人」に心を砕くほど、皆余暇を持ち合わせていません。
ではどんな人が残るのでしょうか。
それは「自分を大切にしていない人を利用しようとする人でなし」「自己肯定感が低い人」そして「その人と似ている人」です。
そう、自分を大切にしているかどうかは、その人の周りの人で解ります。
もしもその人を粗末に扱う人、不誠実な人が交友関係の大部分を占めているという人が居た場合、その人は自分を大切に出来ていません。
自分の事を大切にしていれば、自分を粗末に扱う人なんかに貴重な寿命を一秒たりとも使えない筈ですから。

人に恵まれたいなら
もしもあなたやあなたの大切な人が「人に恵まれない。良い人に囲まれたい」と感じているとしたら、変えるべきは周りの人ではありません。
仕事上の関係など、自分では選べない人間関係も多々有りますが、どう接していくのか、自分の世界に入れるのかどうかという事は自分で選べます。
嫌な事を言われてもいつも笑っていませんか。
本当はキズついているのに顔や態度に出してはいけないと思っていませんか。
空気を悪くするとか、あの人にも悪気は無いのだとか、もしかしたら変わってくれるのではないかとか。
そうやって「私が我慢すればいいや」と思ってはいないでしょうか。
それは自分を他者よりも低い存在として扱う行為に他なりません。
友人から失礼すぎる事を言われた時に「そういう事を言うのはやめて。不愉快だから」と言ってみて、なんだよ冗談じゃんなどと言いあなたの感情を小さく見積もるような人は要らない筈です。
あなたの事を大切にしない人、不誠実な人に使う時間なんて、人生には無い筈です。
そこが理解出来ている人は(ともすれば友人は少ないかもしれませんが)「人に恵まれない」とは言いません。
周りに残っているのは「自分を大切にしてくれる人」だけだからです。
「自分を大切にしているかは○○を見れば解る」の「○○」とは、「その人の周りの人」です。
もっと言うと「その人が身の回りに残そうと決めた人」ですね。
「周りにロクな人が居なくて可哀想」ではないんです。
その人が自らその人間関係を人生に受け入れると決めてしまっただけなのです。
世界中に、優しくて誠実で愛を体現している人達が大勢居ます。
自分を大切にしていれば、そういう人達が周りに残ります。