願いが叶うまでの不安

いらっしゃいませ。
やるべき事はやっているけど不安なものは不安!そんな方へ向けた記事となります。
夢を叶えるまで、目標を達成するまで、または借金を返すまで、仕事が決まるまで、結婚出来るまで、その為にかかる時間は様々ですが、今日明日すぐにとはいかない場合がほとんどだと思います。
例えば、借金完済までに計算上4年かかるとします。
その間毎月赤字にはならないにしても、病気、冠婚葬祭、レジャーに使える余裕は全く無く、外食や飲み会のお誘いも断らなければ途端に赤字になってしまうカツカツな状態だとします。
この間やる事は「お金を稼ぎ続けて返済を続ける」というシンプルなものですが、それでも不安や虚しさがつきまとうでしょう。
また、このように終わりが見えているもの以外の、仕事を探している、結婚したいなど、相手有る事においてはどんなに努力をしようが動こうが、それだけではいつ結果が出るのか解りません。
そんな時、不安や恐怖や焦りが出てくると思います。
それは当然です。
ただ、一つだけお伝えしたい事が有ります。
それは「どんな気分で居ようがやるべき事が変わらないなら毎瞬良い気分で居た方がお得」という事です。
結果を出せていないのに楽観的で居るなんて・・・と感じる人も居るかもしれません。
しかし、それで良いんです。
何故なら人生は「今」の積み重ねでしかないからです。
今は今しか無くて、数年後にもしも総資産額1兆円になったとしても、決して取り戻せないのです。

実は私自身も昔、長い間お金の悩みを抱えていました。
給料日後に支払いを済ませると手元に残るのは3千円だけ。という期間も有りました。
当時は朝から夜中まで仕事を掛け持ちしていたので、それ以上働く時間も作る事が出来ず、不安な毎日でした。
今は当時とは全く違う生活をしていますが、振り返って感じる事は、あんなに不安にならなくても大丈夫だったなという事です。
特に金銭面や就活に関しては死活問題でも有りますので不安になるなという方が無理なのですが、ただ、その問題は事態が好転した時に一瞬で悩みリストから消えてなくなります。
仕事が見つからないどうしようという焦りも何度か経験してきていますが、決まれば一瞬で不安は消え、先ほどまでの気分は何だったのかと思えます。
私の場合は経験からそれを知ったので、「やるべき事をやっているのであれば楽しく過ごす」「どんな気分で居てもやる事は変わらないんだから自分をいじめない」と決める事が出来ました。
ちなみにですが、別にポジティブこそ素晴らしいと思っている訳では有りません。
ただ、不安いっぱいなネガティブ状態で居ると単純に体に悪いですし、心がギスギスすると他人に優しくする余裕も、優しさを受け取る素直さも家出してしまい、人間関係すら悪化させる事が有るのです。
現実をやたらとネガティブに考えてしまうと、無関係な他のものまでも壊してしまいかねません。
それは元気になった未来の自分へ課題を作る事になります。

大抵の事はなんとかなります。
なんとかなるので好転させるべく動けているのだと信じて下さい。
もし個人では抱えきれないような内容なのであれば、家族、友人、知人、行政のサービス等を頼るか、別のルートを模索してみて下さい。
それはもしかするとあなた一人の課題ではなく、誰かとシェアする課題なのかもしれません。
結婚、恋愛でお悩みの場合は、何故そこにこだわるのか、何故それが欲しいのかを考えてみると、もしかしたら結婚や恋愛は無関係かもしれません。
そこから得たい幸福感や安心感は、自分一人でも満たせるものなのかもしれません。
自分の中に足りない何かを埋める為に、それに固執しているだけなのかもしれません。
どんなものもあなたの人生をより幸せにするための一つの要素に過ぎないのです。
それらに振り回されて自分の人生を見失う事は有りません。
ネガティブな情報に触れる事を避け、自分が楽しい、幸せと感じられる時間を一日の中に増やしていく。
「能天気位で丁度良いや。だってやる事やってるんだもの」という姿勢でOKなのです。
幸福は状況よりもどんな気分で居るのかで決まります。
つまり自分で作っていけるのです。
あまりにも不安になるような出来事が続く人生だと感じている場合、もしかしたらそれは、あなたの学びが不安を克服する事なのかもしれません。
あなたの毎日が、穏やかなものでありますように。