あなたに合う占い師とは

いらっしゃいませ。
本日は、自分に合う占い師とはどんなものなのかをテーマにお送り致します。
突然ですが、私は占いをしています。
始めのうちは周りの人たちを占うだけでしたが、多くの方に学ばせていただけたお蔭で、お金をいただき鑑定できるまでになりました。
そんな私も元々すぐに不安になる人間でした。
占いを始める前は、占いは当たるか当たらないかが全てであると思っていました。
当たる占いしか価値も意味も無いと思っていたのです。
多くの方が同じ考えをお持ちなのではないかと思います。
しかし、自分が占いをする側になって解ったことがありました。
結果が悪かった場合、対策を教えられないのであれば伝えない方がマシ
占いに来る人たちは、本当は事実を知りたいのではありません。
安心したいのです。
例えば恋愛のお悩みであれば、ただ事実を知りたいだけであれば好きな相手に聞けば即解決するのです。
事実を知りたいというのが本当の望みなのであれば、欲求は満たされる筈です。
しかし多くの人はそれをしません。できません。
願いが叶うその日を夢見ながら、少しでも希望を持てる結果を聞いて安心したいのです。
占い師の中には、悪い結果でもそのまま伝えてなんのアドバイスもフォローもしない人も居ます。
それは、例えば雨というものを知らない子に「明日雨が降りますよ」と教えているだけで、傘が必要だと伝えないことと同じです。
もっと言うのであれば、荷物が多いのであればレインコートが良いよ。
レインコートが苦手ならばタクシーを呼ぶという手も有るよ。
でも雨の日はなかなかつかまらないから、事前に予約しておくと良いよ。
ここまで言えるのか、です。
どの程度アドバイスやフォローをするのかは占い師のスタンスによりますが、私個人の考えといたしましては、なんのアドバイスもフォローもしないのであれば、何も伝えない方がマシ。と思っています。
いたずらに不安にさせるだけだからです。
不安にかられて占いに行く場合は、きちんとアドバイスまでしてくれて、気持ちを軽くしてくれる占い師を選ぶことをお奨め致します。
しかし、ただ一つ例外が有る
お金を出して占いに行ったのに、望んでいるのとは正反対の散々な結果だったらガッカリしてしまうでしょう。
しかし、たとえ絶望のどん底に叩き落されても、暗い気持ちになったとしても、例外的に「あなたに合っている占い師」である場合が有ります。
それは「話した後に行動や考えに良い影響をもらえた」と感じることが出来る占い師です。
つまり、あなたが変化するきっかけとなったということです。
本当の意味で現実が好転する時は痛い思いをすることが有ります。
しかし現実が好転したのであれば、あなたにそのきっかけを与えたのであれば、あなたにとってその占い師は合っていたということになります。
「話した後ちっとも気持ちが軽くならないけれど、行動しなければという気持ちにさせられる」と感じるのかどうかが見分けるポイントです。
ただただ暗い気持ちになるだけの占い師は一回きりとしておく方が良いでしょう。

時代の変化と共に、求められる占い師も変わっている
占い師も人間ですから、信念も何も無く活動している人も存在します。
先生と呼ばれ、頼られて、天狗になり、目の前に居る人がどれだけ真剣な想いで頼ってきたのかを考えられなくなってしまう人も居ます。
しかし、少し前からスピリチュアル業界は変わってきたと感じております。
相手の幸せを願えない、使命感も愛も無いという占い師は、今後どんどん淘汰されていくのではないかと感じています。
あなたにとって出会えて良かったと思える占い師と巡り合えることを願っています。
私個人の信念については、また別の機会に。